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覆工コンクリートの表面気泡除去装置を开発

お知らせ2026年04月17日


-コンクリート表面の仕上がり改善、表层品质の向上が実现-


当社と北陸鋼産株式会社(富山県滑川市、社長:酒井 正)は、トンネル覆工コンクリートの表面気泡を簡易に除去する装置を開発しました。当装置の使用により、覆工下半部に発生する粗大な表面気泡が除去でき、コンクリート表面の仕上がりが改善され、表層品質の向上が実現できます。

■背景

一般的にコンクリート表面の気泡は、倾斜した型枠面では十分な缔固めを行っても外へ追い出すことが难しいとされています。このためトンネル覆工コンクリートの下半部分では表面気泡が発生しやすく、初期欠陥の一つとして施工上の课题となっています(写真-1)。特に、大きな表面気泡は覆工の仕上がりを损なうだけでなく、コンクリート表层の品质低下を招く要因となるため気泡を除去する対策が必要です。

■技术の概要

今回开発した覆工コンクリートの表面気泡除去装置は、直径4mmの钢製ワイヤー(以下、ワイヤー)とウインチ、固定バイブレータで构成されます。覆工コンクリートが所定の高さまで打ち上がった后、あらかじめ型枠面に仮留めしていたワイヤーをウインチで巻き取り、最后に固定バイブレータを数秒间作动させて作业完了となります(図-1)。ワイヤーは型枠面に沿ってゆっくりと上方へ动き、ワイヤーに接触した粗大な気泡は小さくなったのち、ワイヤーとともに上方へと排出されます。

このたび、実物大モックアップを用いた実大実験を実施し、本装置の使用によって表面気泡の除去が确认できました(写真-2)。本装置を使っていない覆工面では、大きさ10mm以上の粗大な気泡が数多く确认された一方で、本装置を使用した覆工面では、大きく目立つ気泡はありませんでした(写真-3)。また、硬化した覆工コンクリートの品质を非破壊试験(超音波测定器)で测定したところ、本装置を使用した覆工面では、表层の緻密性が最大で3%ほど向上しており、覆工の仕上がりが改善され、表层品质の向上が确认できました。

■今后の展开

本装置は使用中のトンネル覆工型枠にも後付け可能であるため、今後、当社施工中の各現場への導入準備を進めてまいります。当社は覆工コンクリートの施工技术として本装置を活用しつつ、新たな品質向上技术の開発にも継続して取り組んでまいります。



0417_im01.png写真1 トンネル覆工下半部での大きな表面気泡の発生例





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-1 装置概略図



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写真-2 実大モックアップ実験状况



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(中央から左:本装置适用なし、中央から右:本装置适用あり)


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左:本装置を适用していない面(拡大) / 右:本装置を适用した面(拡大)

写真-3 表面気泡除去効果の比较